ベルギーにお住まいの日本人の方、また国を超えた全ての友人たちへ
ヴァイオリニストの堀米ゆず子です。
私は東北関東大震災のちょうど1週間前に南相馬、仙台で演奏しました。あののどかな光景が一瞬にして、波に飲み込まれるのを私は東京の自宅で見ました。立っていられないほど強い揺れでした。
その後も余震が続きます。
福島原発の出口の見えない戦いは、「なぜこんな小さな国日本にまた放射能の危機をもたらすのだ」と言うどこにも向けられない怒りとともに、作業員の安全、そして避難されている方々,近県の方々の心身共の安全を祈る事しかできません。
東京ではコンサートが自粛される中「精神の自由まで奪うな」と言った動きもあります。私もまた4月12日に戻って演奏会やります。
どうかベルギーにお住まいの一人でも多くの方に来ていただきたいと思います。聞いていただきたいです。そして一緒に祈りましょう。
Play and Pray for Japan
世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッヒさんも弾いてくださいます。本当にありがたいことです。
では皆様、会場でお目にかかりましょう。
2011年3月末 ブリュッセルにて