時差2011

いやあ~帰ってきて・・・意気揚々とお母さんを始めたはよいが、水曜日の現在ほぼ(週末)気分である。
あれ、土曜日までまだ3日もあるの?
ふと時計を見ると朝8時、確かに4時の夕刻の体には時も曜日も(終りに近い)感覚なのだ。
8時間の時差はきつい。

特に今回のようにここに10日間しかいなくていろいろ用事がある。試験を控えた生徒がたくさんいる事。子供たちの毎日の行事は送り迎えこそなくなってきたがそれでも寒風の中、おなかをすかしてサッカーから戻れば温かいご飯を食べさせてやりたいと思う事。10時に帰宅する娘にも「それまで待ってなきゃ」と思いつつ目を覚ますために(つまみ食い)するからますます太る。
人間口が動いている時は何とか眼が覚めているものだ。
そうか!だから今日は6時間ぶっ続けに教えていたのだが、なんとか持ったのだ。不思議にお腹もすかず。本当は30分あった休みにスペインから弟子の御両親が突然現れ、話をしているうちにすでに時間オーバーしていた生徒たちのレッスンの(合間)は瞬く間に埋まってしまった。(苦笑)

生徒の音楽会のプログラム作りにしてもそうだ。私が計算すると必ず超過してしまう。ぎりぎりに計算してなるべくたくさん弾かせてあげようとするからだ。しかしながら、最後の方で学校の門締め出されそうになりながら聞くのもあまり心地よい物ではない。反省します。

小休憩を取りつつ、背中に息を入れ、なんとかだましだまし・・ しかしながら時差の味方は(時)しかない。あるいは小刻みで良いから寝る。 なかなかこれが出来ないんだなあ~特に家族がいる場合、食べさせなきゃ・・と思う。あるいは日本の実家にいるとその反対、作ってくれる親の時間になかなか腹時計が合わないのだ。それでは外出先の場合・・それも音楽会の前で緊張していたり・・・要するにどこでもダメってことか! そうこうするうちに時は過ぎ消化していって音楽会も終わっていく。 さて次の仕込みをやるか? 寝るか、そこが問題だ!

2011年1月23日 ブリュッセルにて
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