手帖

2014年に5年用の手帖を買った。それも年を追ってページが続けられているものだったので余白は少ない。しかし1か月ごとに2ページの空白があるのでレッスンの詳細予定などはそこに書き込んでいった。また演奏旅行でレッスンのない月もあるのでどうにかどうにか収まって行った。
なんといっても先の予定、2年、3年先のコンサートを入れる際に日付がわかることが助かった。また昔の事も思いだせる。去年はどうだっけ?いつ何をしたかはすぐ忘れてしまう!
しかし2018年になると今年いっぱい、2020年の予定は余白にしか書き込めなくなり、あと1年と思いつつ手帖を取り替える事にした。以前10年日誌というものを付けてそれは最後まで行ったものだ!読み返した事などないがそういう時期もあった。

今度は3年手帖、しかし3年、5年ものはみな1ページに3年分、5年分を書き込むやり方なのだ。要するに同じページに違う年の同日の予定を書く事になる。
その上ネット販売で中も見ずに注文したものを手にしてみてびっくり!
1ページが1週間ではなく4日間ずつの配分になっているのだ!
ついつい絵柄で週末は右下・・みたいに覚えているととんでもない。日曜日が真ん中に来たり右端にきたりする。
しかしながらよく考えると私の生活はもともと週で区切られているかというとそうでもない。レッスンは一応決まっているかのように見えるがマストリヒト行きなど泊りがけの場合火曜に出たり木曜夜だったりいろいろ。演奏会に関しては全く曜日を問わない。
体の経過から言えば4日というのはあながち意味がないわけでもない。
手帖ひとつでこれほど感覚が違うものだ!
面白い。
一体いつごろから「週」という感覚ができたのだろうか?安息の日という意味でユダヤ教、キリスト教、には「7日間」感覚があっただろう。日本ではどうだったのだろう?江戸時代にはあったのかなあ~それとも野口整体でもいうように、4日の波、10日の波・・・3週間の波・・・それを考える、いや感じる事をもう少し続けてみるか!

                         2018年3月東京にて









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